最近また放送されているスペイン語圏で作成されている連続ドラマ、スペイン語では「
telenovela(テレノベーラ)」って言いますが、これを見始めちゃったんですよ~。
このラテン系ドラマ、はっきり言って恋愛至上主義で全然お仕事モードに入っていないのですが、見始めると
抜け出せなくなっちゃうんですよね~。
どのドラマも似たり寄ったりで、
一番大切なのが「愛」という点では一致しているんですが、よく出てくるのが
復讐チックな設定と貧富の差による許されない結婚、出生の秘密等など…。
あれれ?どこか見たことあるぞ…って感じた方も多いかもしれませんが、そう、
ちょっと前の韓ドラに良く似ているような気がします。
これ、前にも書きましたけどね。(^_^;)
もしくは大昔にTBSで放送されていた「
赤いシリーズ」みたいな感じだと思いませんか?
ラテンドラマでは欧米や日本のドラマと違い、「お仕事頑張るぞ~」的な設定はあまり見かけません。
サスペンス・タッチのトリック物(二時間サスペンスとか刑事物)もやっぱり見かけません。
そもそも
出てくる刑事や警察がお間抜けな人ばかりですからね~。(^_^;)
でも、一度見始めると馬鹿馬鹿しいと思いつつもはまっちゃうんです。
次はどうなるのかな~って。
結構話数が長いんですが、ついつい見続けちゃうんです。
今見ているのは
BSジャパンで放送されている「マリーナ・恋に落ちた女神(原題:Marina)」と、
スカパーの362chの「ホームドラマチャンネル」で放送されている「セカンド・チャンス(原題:El Cuerpo del Deseo)」の2本です。
話数の長さのせいか今まであまり日本では放送されてこなかったのですが、最近、BSジャパンが頑張っていますね。
「マリーナ」は午後毎日帯放送されています。
この局では以前「
ビクトリア愛と復讐の嵐(原題:Olvidarte Jamas)」をやはり帯放送していて、今は週一で再放送しているので、ラテンドラマを2本放送していることになりますね。
アメドラや韓ドラ、台ドラですと1局で同時に2本以上放送するのも全然珍しくないのですが、ラテン系のドラマに関してはかなり珍しいと思います。
また、ホームドラマチャンネルでは今まで恐らくラテンドラマなんて放送した事がないと思うので新しい挑戦ですよね。
「セカンド・チャンス」は週に3話ずつ進行しています。
しばらくラテンドラマの放送がないな~と寂しい思いをしていたら、ここへ来て週8話(「マリーナ」で5話、「セカンド…」で3話)の放送、嬉しいんですけど見るのが大変です。(^_^;)
見ては消す、見ては消すを繰り返していますが、ハードディスクがこのラテンドラマでパンパンの日々が続いています。
ところで、ドラマって、結構正直にその民族の考え方をストレートに表すので、ドキュメンタリーを見るよりその
民族の真の姿に触れる事ができるような気がします。
例えば、ラテンアメリカの考え方の「貧富の差」による大きな壁。
これ、「世界で最も成功した社会主義世界」と言われている日本に住む人達にはちょっと理解できないと思いますが、何百倍もの富の差が当たり前のラテンアメリカにおいては、上流階級が下層階級を見下すのは当然で、家政婦さんと雇い主との恋なんてまずありえないって感じるようです。
日本人だったら家政婦さんや執事にだって対等に接するし、「ゴミ扱い」はしないと思うんです。
依頼する時に敬語も使いますし、「ご苦労様です、いつもありがとうございます」ってねぎらいの言葉や感謝の言葉もかけますよね。
自分だって今の職を失ったらいつか家政婦や執事として働くかもしれない…って考える人もいるでしょう。
卑しい職だと思っている人はまずいないのではないでしょうか。
ところが、ラ米では、完全に卑しい職業扱いです。
これは韓ドラや中国ドラマでもそうですが、雇う側が絶対的に偉く、雇われる側は言いなりなんですよね~。
そして、「金持ちの家に生まれたと思っていたら自分が実際は雇っている家政婦の子供だった」って事実を知ると、全員判で押したように逆上して「嘘だ!お前の子なんて有り得ない、出て行け!」って騒ぎまくります。
「血縁」第一主義のラテンアメリカにおいて、富は特定の親類の間でのみ分配されていて、別の血を持った人がいきなり参入できるほど壁が低くはありません。
韓国や中国よりさらに血縁関係がガッチリしているのではないかと思います。
ヨーロッパでも貴族は永遠に貴族ですし、アメリカでも富と権力を支配している企業の所有者や政治家のほとんどはそれぞれ血縁関係にありますよね。
ラ米もそれに近い社会だというのがドラマを見ていると想像できます。
ドラマを見ることにより、社会的なコンセンサスや大前提が容易に理解できますから、異文化に興味がある方はその民族のドラマを見るのが理解への一番の早道かな~って思います。(^^)
さて、話は変わりますが、語学の勉強にとってもドラマって最適ですよね。
ドラマで使われている単語数ってそれほど多くないので、スペイン語を勉強している人にとってもテレノベーラはいい勉強になると思います。
ドラマに比べると、テーマが様々な分野に広がる映画って単語数が多いので結構聞き取るのが大変なんですよね。
その点、ラテン系ドラマは恋愛と復讐にポイントが絞られているので、単語数は多くなく結構聞き取り易いと思います。
ただ、単語数が少ないとは言え、初心者にとっては接続法(仮定法)の活用が難しく、この部分で聞き取りが大変かもしれないです。
例えば「(都合が)いい時、いつでも来てね」とか、「好きなようにやってちょうだい」と言う簡単な文だって、当然ながら接続法ですから。
また、日常会話の多くの部分は過去形や完了形を多用しますから、この活用の聞き取りも結構ハードかもしれません。
でも聞いているうちに、段々と動詞の活用が耳になじんでくると思うので、是非毎日ドラマを見る習慣をつけていただきたいんですよね~。
皆様ご存知のように、語学っていくら理解しててもちゃんと使いこなせるまでが結構大変なんです。
理解している物を使いこなせるようになるためには、残念ながら血のにじむような努力(=練習)が必要ですよね…。
すでに皆さん経験されているのご納得いただけると思いますが。
逆に
練習さえすれば誰でも上達するので、勉強と違って語学の習得には頭の良さが関係しない点がいい所ではあるのですが。
でもドラマを見ているだけだと特に「努力している」って感覚無しに練習出来ちゃうんですよね~。
楽しいし勉強になるし、一石二鳥ですよね。(^^)
映画と同じく音楽やニュースは単語数が多く意味を取るのは大変だと思うので、やっぱりお勧めはドラマなんですよね~。
ってことで、今スペイン語を初級クラスで勉強している方以上のレベルの方は、是非上記ドラマを見てみて下さいね。
語学つながりで…。
上記二つのドラマ、「マリーナ」の字幕翻訳には特に違和感がないのですが「セカンド・チャンス」の方は少々イライラします。
これ、訳したのがスペ語→英語→日本語じゃないのかな…って思われるんです。
登場人物の
名前の表記が変です。
何故かスペ語名が変な英語読みになっています。(-_-;)
耳で聞く名前と字幕の文字が異なるので、スペ語が全く分からない人も違和感を感じているのではないでしょうか。
台詞の訳に関しては、英語訳が分からないため想像の域を出ないのですが、なんとな~く英語から訳したんじゃないの?って感じがするんですよね~。
でも、台詞に関しては何語が元になっていても、「日本語らしい」訳になっていれば問題ないですけどね。
少なくても、日本語の外国語名の表記は、中国人の政治家以外は全て「字」ではなく「音」で表記する習慣があるので、できれば音の通りに訳していただきたいな…って思います。
中国人名だけはバラバラなのは、同じ漢字文化圏なのでマスコミも今悩んでいるのでしょう。
政治家は日本語の音読み、スポーツ選手やタレントは中国語読みになっているので、同じ名前でも職業が違うと別名になってしまう中国人や台湾人、面倒ですよね~。
例えば「周」さん、政治家だったら「シュウ」さんですけど、タレントだと「チョウ」さんになるのは有名ですよね。
「張」さんも政治家なら「チョウ」さん、タレントだと「チャン」さんです。
これも統一基準が生まれると理解するのが楽になりますよね~。
話それちゃいました。
すみません。
ドラマは「マリーナ」が思いの外すんなりと意中の人と結婚できたところが意外でしたが、これからお姑さんともめるのでしょう。
「セカンド…」は今、盛り上がりまくってますね。
ペドロがどのように真実を暴いていくのかが見ものです。
最近海ドラに関する記事を書かなかったので、久々に書いてみました。(^^)
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