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地名の読み方が気になる…

かなり前の日記に「台湾ドラマでの配役名の字幕の特殊性」について書いたのですが、覚えていらっしゃいますか?
ドラマが日本の原作を元に作成されているため、字幕が中国語名ではなく、日本語の原作の役名のまま表記されている、という内容で書いたのですが、今でもやっぱり違和感バリバリです。

その時に書いた内容とはまた違うのですが、北京オリンピックやクチャでのテロなど、連日テレビや新聞で中国の地名を目にしていて結構中国語の地名の日本語訳が気になっています。

中国の地名を日本で報道する時、以下のパターンがありますよね。

1. 漢字に、現地の読みを表記(標準語ではなく、現地語)
  例:上海、香港、広東

2. 漢字に、中国の別地方の発音を表記
  例:北京(現地音は「ベイジン」、又は「ペイチン」だが、他地方の発音を採用)

3. 漢字に日本語の読みを表記
  例:四川、福建、瀋陽、虹橋

4. 漢字を表記せず、現地の読みだけを表記
  例:クチャ、ラサ

このうち、「1」と「4」は現地読み、という点でほぼ同じ表記だと思います。
また、「2」に関しては、恐らく最初にその地名を聞いた時の表記なので、これもまぁ普通かな…と思います。

「3」の場合は注意が必要です。

元々中国語の名前を最初に知っている地名の場合、どちらで表記しなければいけないのか結構迷います。(^_^;)
「瀋陽」なんて、以前、仕事の関係でいつもローマ字表記していたため「シェンヤン」だと思い込んでいました。
日本語で「シンヨウ」と呼ぶことに最初ちょっと違和感がありました。

日本語って、漢字の読みが通常でも音読みと訓読みの2種類があり、更に音読み自体も呉音と漢音の2種類があるものが多いですよね。
だから、漢字にフリガナを振って新たに読み方を覚えるのは実は日本人にとっては違和感が無くお手の物のはずなんです。
でも、特定の都市にはその作業は行わず、いきなり日本の読みを当てちゃうのです。
そうすると、普段、ローマ字表記で覚えている地名に関しては新たに「日本語での地名」を覚えないといけないんです。(>_<)

でも、その中国語の現地音が分からない場合には、一々新たに覚える手間が省け結構楽だったりします。(^^)

例えば「虹橋空港」。
これなんて、「にじはしくうこう」ですから、音読みどころか訓読みです。
中国の固有名詞とは思えないですよね。(^_^;)
この「当て字」読みはかなりラクチンに地名を覚える事ができます。

でも、この表記法は最近段々を減ってきてますね。

以前、台湾の「高雄」のことを「タカオ」って呼んでいた時期がありましたが、今では「ガオシュン」または「カオシュン」ってフリガナが振られています。
やはり、なるべく現地の固有名詞は現地音でという流れなのでしょう。

「台北」だって、「ダイホク」ではなくいつの間にか「タイペイ」が普通になっちゃいましたよね。
NHKのアナウンサーは未だに「タイホク」って言っていますが、これは「タイ」が現地読み、「ホク」が日本語読み、の変てこりんな読み方だと思っているのは私だけでしょうか…。

さて、1番不思議なのはやっぱり「4」のパターン。
元々漢民族が住んでいなかった地域の地名表記は何故かカタカナのみで、漢字で表記する事は無いようです。
「クチャ」って、漢字でどう書くのかな~って素朴な疑問を持っても、新聞やテレビではカタカナでしか表記されないので、一々調べないと分からないんです。
ちなみに漢字では「庫車」と書くようですね。

例えて言うと、アイヌ語の地名を漢字で表記せず、全部カタカナで表記するようなものですね。
そうすると、北海道の地名はほとんどカタカナの地名になっちゃうかも…。

中国語の日本語表記の基準に関しては恐らくマスコミ各社でちゃんと決めてあり、記者によって地名がバラバラにならないようにしてあるのだと思いますが、私の個人的な意見としては、できれば統一してもらいたいなぁ~って思います。

つまり、できれば漢字&現地音(又は標準語音)のフリガナ表記に統一していただけるととてもありがたいです。
聞いた事が無い地名の現地音を覚えるのはとても大変だとは思いますが、英字新聞を読む度に一々調べる手間が省けるので、ビジネス・パーソン達には一番受け入れられると思います。

もしくは、全て漢字に日本語音を当てる。
日本語にない漢字もありますが、これは一番近い漢字の音を借用してしまう、ということで受け入れられると思います。
でも、これはすでに現地音の地名が増えてしまったので現実的な解決方法ではないと思います。

いずれにしろ、今のこのバラバラな状態、気持ち悪くて仕方がありません。

韓国語に関しては、韓国が「お互いに現地読みしようね」って申し入れをしてきたため、今ではほぼ全ての韓国の地名は現地での地名をフリガナで振っています。
韓国人も、「東京」を「トキョ」って読むことに慣れちゃったようです。
現地読みする人はもういないと思います。

ところで、中国人は日本の地名をどう読んでいると思いますか?
残念ながら、中国人が日本の地名を「日本の読み」で呼んでくれる事はほとんど有りません。
最初からローマ字読みで覚えてもらう以外には、絶対に漢字を現地読みするんですよね…。
で、中国人同士でも出身地によって漢字の読みが違いますから、読みも違う…ってことになるんです。

例えば北部の標準語を話す地域の出身者と香港の出身者では、漢字の読みは全く異なります。
そうすると、日本語名を漢字にした時の読みは当然違うのです。
で、固有名詞も、全然違う音になっちゃうんです。(^_^;)

これが、固有名詞自体が音読みだったらそれほどの違和感を感じません。
でも、日本の固有名詞は訓読みが圧倒的に多いんですよね…。
だから、ものすご~く違和感を感じているのですが、そんなこと、中国人には理解できないだろうなぁ~。
多分、日本人が「虹橋空港」を訓読みするのと同じ感覚で、「それが普通」なんでしょうね。

中国人にとっては固有名詞は「文字」優先であり、文字さえ合っていれば、音はどうでも良いようです。
日本人が「中島」と書いて、「なかま」と「なかま」に拘るという感覚は中国人にはありません。
音なんて地方が変わると違うのが普通ですから。

ってことで、連日中国語の地名を見ながらも、私はこんなことが気になっているっていう呟きでした。(-_-)
「細かいヤツだな~、そんなのどうでも良いじゃん!」
って言っている方が中にはいらっしゃるのも想像はつきますが、私にはアバウトな性格になるのは難しいんです…。

「もっとオリンピックでの日本の成績に関心持てよ~!」って声も聞こえてきそうですね。

皆さんは気になりますか?

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